PINGのBLUEPRINT S、TitleistのT150、CallwayのX FORGED、MIZUNOのJPX923 Tourアイアンの4種類の最新アイアンの試打を実施。私が使用しているアイアンはMIZUNO JPX919 Tourで5年前のモデルのため、最新のアイアンの進化を確認することが今回の試打の目的。各メーカーの7番アイアンを打ち比べた結果をもとに私なりの評価レビューを記載します。
【目次】
1.結論 (PING BLUEPRINT S アイアン 試打評価レビュー)
2.Titleist T150 アイアン 試打評価レビュー
3.Callway X FORGED アイアン 試打評価レビュー
4.MIZUNO JPX923 Tour アイアン 試打評価レビュー
1.結論 ⇒ 私の好みはPINGのBLUEPRINT S
【BLUEPRINT Sのお気に入りポイント】
・シャープでコンパクトなヘッド
・軟鉄鍛造と最新テクノロジーによる心地よい打感
・飛距離と操作性のバランス
シャープでコンパクトなヘッド形状が抜けの良さと操作性の高さのイメージを沸かせてくれる
最新のテクノロジーの採用(エラストマーインサートの装着)により心地良い打感を実現
ロングアイアンには番手別設計により適切な重量配分で高い寛容性。
新溝「マイクロマックス・グルーヴ」により最適なスピン量を実現し、再現性の高い飛距離性能を実現。
私の7番アイアンの試打の結果、スピン量は4850rpmで若干少なめではあるが、ミート率1.4、トータル飛距離166.9ヤードと満足のいく結果となった。
2.Titleist T150 アイアン 試打評価レビュー
クラブの特徴
・飛距離と安定性の両立
・打感と打音の向上
・安心感を与える、厚めのトップブレードのヘッド形状
・ソールの抜けの向上
・最新のテクノロジーの採用、高密度タングステン採用による精密な重心設計による高い感性モーメントの実現
私がT150の7番アイアンを試打した結果、スピン量は4796rpmで若干少なめではあるが、ミート率1.37、トータル飛距離162.9ヤードと悪くはない結果ではあったが、個人的にはPING BLUEPRINT Sの方が数値が良いし、打感そして見た目が好みではある。
3. Callway X FORGED アイアン 試打評価レビュー
クラブの特徴
・単一素材(S20C)の鍛造製法ならではの打感と打音
・コンパクトなサイズ、薄いトップブレードのヘッド形状
・スムーズな振り抜き感
・飛距離と安定性の両立
私がX FORGEDの7番アイアンを試打した結果、スピン量は5350rpmで他のクラブで一番高い数値であった。またミート率も1.44で非常に良い数値であったし、トータル飛距離162.8ヤードと悪くはない結果ではあった。Youtubeなどで多くの人がこのアイアンを評価しているように非常に扱いやすく、飛距離性能と操作性の両立を実現できているアイアンであった。
4.MIZUNO JPX923 Tour アイアン 試打評価レビュー
クラブの特徴
・マイルドスチール(S25C)の鍛造製法で柔らかい打感と打音
・薄く設計されたトップエッジ
・ソールの抜けの向上
私がJPX923 Tourの7番アイアンを試打した結果、スピン量は5090rpmで、ミート率も1.40、トータル飛距離163.2ヤードと悪くはない結果ではあった。個人的には今使っているアイアンもMIZUNO製のJPX919 TourのためJPX923は打ちやすかった。ただし、今回はBLUEPRINT Sの打感が非常に柔らかく好みであった。